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    又新運輸 尿素水販売サイト「ロジレスキュー」開設

    2010年12月10日

     
     
     

    【神奈川県】又新(ゆうしん)運輸(笠井岳司社長、神奈川県川崎市)では販売サイト「ロジレスキュー」を開設し、尿素水アプロノックス330の販売を開始している。これは同社が使ってよかったものを低価格で提供するサイトで、「同業者同士を助け合いたい」と話している。また、ドラレコ「クピレDR―1」も販売。
     同社が同業者に提供しているのは尿素水とドラレコとホームページ作成の三つ。販売に取り組む理由は「ロジレスキュー」という考え方だ。尿素SCRシステムのトラックには尿素水が必要だが「これは環境のために課せられているコストだ」と笠井社長。今後は新車に代替えするたびに増えるコストでもあり、そこで高品質で低価格のアプロノックスを提供したいと考えた。とくに台数の少ない運送事業者では高い価格の尿素水を買っている場合があり、「そういう会社に紹介したい」という。


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     なお販売も支払先もあくまでアプロノックスジャパン(大阪府)で、同社は供給デポを提供するだけ。「各営業所の敷地内で空いている所を保管に使ってもらって、出荷指示が出たら出荷するだけ」という。配送の場合は運賃が発生するが「同業者にそんなことはしたくない。空いているトラックで取りに来てもらうほうがいい」とも話す。
     同社が同業者に紹介したい品物のもう一つが東信電気(川崎市)のドラレコ「クピレDR―1」だ。100台以上の車両を抱える同社にとって、車両代替えのたびにドラレコの取り外し作業が発生するのは大変な負担。「クピレ」は両面テープで貼るだけなので、自分たちで取り付けできる簡単さを評価している。また、多数のドラレコ製品を実験して、夕暮れ時などの映像が一番鮮明だった点も評価している。ある程度の台数をまとめて購入して在庫も持っているので、値段交渉もできるとする。
     こうした取り組みについて笠井社長は「あくまで本業は運送業」と話す。同業者に対しては「ロジレスキューが利用できそうだったら利用してもらえれば」として、尿素水やドラレコなど同業者が負担を少しでも減らしてほしいと考えている。
     「ただ荷物のやりとりだけで運送事業者同士がつながっている時代ではない。ともに助け合っていきたい」と話している。
 詳細については、同社ホームページで掲載している。
    ◎関連リンク→ ロジレスキュー

     
     
     
     
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