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    アップル引越センター 本社を東京に移転、ブランド力確立へ

    2012年11月2日

     
     
     

     アップル引越センター(文字放想社長、東京都中央区)は、横浜市の本社を今年7月に東京都中央区へ移転した。平成18年に創業して6年目を迎えた同社の新たな挑戦が始まっている。「引っ越しといえばアップル」そうしたブランド力の確立を目指していく。


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     文字社長は引越業界で経験を積み、「一人でも多くのお客様に笑顔になっていただけるような誠心誠意の引っ越しサービス」を目指して設立した。これまでにも東京での引っ越し依頼が多かったこともあり、東京に本社を置いた。直接エンドユーザーに接するのが引っ越しサービスであることから「しっかりとした品質の高いサービスとPR力で力をつけたい」という。
     エンドユーザーの視点から発想し、ユニークな取り組みをしてきたのも特色。移動距離や荷物量、指定のインターネット回線申し込みなどの適用条件を満たせば100円の予算で済む「100円引っ越し単身パック」など、話題のサービスを先駆者として提供してきた。だが話題性だけでは支持を得られない。あくまで引っ越しの品質が確立されているからこそ、ユーザーから選ばれてきた。
     同社が引っ越し作業で使用する車両の「トラックデザインコンテスト」もホームページ上で実施している。デザイン公募そのものが広報にもなっている。また、今後はリサイクルショップなど周辺事業も計画している。
     こうした多角的な発想力を生かしながらも、あくまで引っ越し品質にこだわりがある。そのためには人材育成も欠かせない。現場の雰囲気を大切にし、技術だけでない心を育てている。
     文字社長は「人に喜んでいただき対価を得る引っ越し業務には、仕事とは何かという基本が詰まっている」という。
     多くのテレビ番組にも同社の引っ越しが取り上げられてきた。最近ではあるアーティストのミュージックビデオにも協賛している。「経営では常に攻めていきたい。現場作業の苦労を凌駕するだけの目標が大事」だとしている。今後の営業戦略は「やはり人」だという。「アップルという面白い引越センターがある」そうした存在を目指して挑戦していく。
    ◎関連リンク→ アップル引越センター

     
     
     
     
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