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運送会社
青翔運輸 健康対策に禁煙活動、SDGs推進パートナー企業に登録
2022年9月13日
【埼玉】かねて社内禁煙活動を行ってきた青翔運輸(古谷隆之社長、杉戸町)はこの4月から、キャビン内を禁煙にした。
同社ではドライバーの3割ほどが喫煙者というが、古谷社長は社員の健康を考え、禁煙を社内の管理者会議やドライバーの安全会議の議題に採り入れてきた。健康対策をはじめとする取り組みが評価され、県のSDGs推進パートナー企業として登録を受けた。
実際、建設資材などを扱う同社では、顧客からたばこのにおいに関する苦情が寄せられたことはないが、一方で、トラックのキャビンににおいが付いており、たばこを吸わないドライバーが乗務する際は拒否感があったという。
「配送先の多い都内では、区によって道路での喫煙が禁止されており、喫煙できる場所も限られてきている。とはいえ、運転しながらの喫煙は、よそ見などの原因にもなり危険」と、健康以外での禁煙活動の経緯も説明。「4月の禁煙開始日には、デジタコに一斉送信して、車内禁煙のお知らせを出した」という。喫煙者の離職などを危惧したが、ふたを開けてみると今回の取り組みが原因で辞めたのは1人だった。
同社長はドライバーの多数から理解が得られたとし、「少しでも健康で長く働いてもらえたら」と話している。
◎関連リンク→ 青翔運輸株式会社
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