４月に社名変更、新体制を敷いたミライノ（愛知県清須市）で代表を務める橋本憲佳氏。三代目の最高経営責任者に就任し、「毎日が挑戦と変革の繰り返しでワクワクしている」と現在の心境を語った。

４月以降、同社のＨＰアクセス数は格段にアップし、注目度の高さを目の当たりにしたというが、そこにプレッシャーなどなく、むしろワクワクすると表現した橋本代表。自らの役割を「会社全体を広い視野で把握する。自分だけの目標を達成するのではなく、会社全体の能力を最大化させる。そして会社のミッションを遂行させること」と分析し、実務で培った業務遂行に必要な本質とテクニックを発揮すべく日々奮闘する。

社名ミライノの語源はＭＩＲＡＩ　ＩＮＮＯＶＡＴＩＯＮ　ＬＯＧＩＳＴＩＣＳ。「物的流通を通じて未来の価値を創造し、社会に貢献する」ことを会社の存在意義と位置付け、全員参加型経営というスローガンを掲げて邁進、これが橋本代表のモチベーションの源であり、そのためには変化を恐れず、限界を決めず挑戦。創業から初めて身内以外の役員２人を選任したのも一族経営を打破するためであり、「若手にチャンスを与え、会社を維持・継続・発展させてもらいたい」という期待を込めてのこと。数字的な結果はまだ出ていないが、メンバーの意識向上、やりがいや働きがいにつながっていることは確かなようだ。

「企業の成長は若手だと思う」という橋本代表。人を強みとして他社との差別化を図り、企業価値を高めていきたいとの考えを示し、コツコツと売り上げを伸ばすために人員も厚くした。今後も全員参加型経営を実践し、ミライノブランドを強化していく橋本代表のパッションは全開だ。

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