【滋賀】西濃集配滋賀（豊郷町）の薩摩四郎社長は、彦根ユネスコ協会会長を務めている。同会はこのほど、ロシアの侵攻にさらされているウクライナの子どもたちを支援すべく、人道危機救援金を寄付した。命と生活が差し迫った脅威にさらされているウクライナの人たちを人道的に支援するため、６月から７月にかけて募金活動を行っていた。支援金は日本赤十字社を通じてウクライナへ届けられる。

彦根ユネスコ協会では、外国につながりのある幼児や小中学生が日頃の日本語学習の成果を披露する「子どもにほんごスピーチ大会」や、世界の中で学校に行けない子どもや読み書きができない方への支援として募金活動や書き損じハガキの回収を行う活動などを展開している。

ウクライナへの人道危機救援金は、会員の個人や団体への呼び掛けで１１万１０１０円が集まった。薩摩社長は「ロシアとの戦争で多くの子どもたちやお年寄りが犠牲になっていると報道されている。今回の救援金で少しでも手助けできれば嬉しい」とコメントした。

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