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運送会社
丸橋運送店 創立60周年で社内新聞を発行
2022年11月25日
【東京】丸橋運送店(髙橋伸明社長、江戸川区)では、今年6月に創立60周年を迎えた。もともとは、工場などが立ち並ぶ工業地帯だった亀戸で、鉄鋼資材の輸送を行う目的で、高橋社長の祖父が起業したのが同社のはじまりだ。
当初はリヤカーで営業していたが、法人化にともないトラックを保有し、事業を拡大していった。昭和40年代になると、工場が郊外へ移転したこともあり、同社も浦安工業団地に営業所を移した。
こうした歴史を積み重ね、今年60周年を迎える同社にあって、髙橋社長は最初、取引先を招いたり、または社員のためになるような周年事業のイベントを考えたという。
しかし、コロナ禍で開催を断念、代わりに、昨年から社内新聞の発行をスタートさせた。コロナ禍が落ち着いた頃に再度、イベントなどを計画する予定という。
同社長によると、社内新聞の発行は「コロナ禍で社員とのコミュニケーションをとれるイベントがなくなってしまい、なにか代わりになるものができればと思った」と経緯を話す。紙面には、ドライバーをはじめとする社員の紹介コーナーにはじまり、同社の歴史やトリビア、川柳などのコーナーもある。また、安全や健康についても豆知識のようなコーナーも設けた。
従業員とのコミュニケーションツールとして発行したが、顧客など取引先にも同社の営業担当が持って行ったところ好評だったという。
現在は、同社長をはじめ同社の営業部が、ドライバーへのインタビューを行い記事や紙面を作り上げている。
「コロナ禍で一時期、売り上げが落ち込むなど、会社として苦しい時期もあった」と振り返る同社長だが、これまで続いた同社の歴史を振り返った上で、「丸橋運送店というブランドを大切にしていきたい」との決意を示す。社内新聞は、ドライバーらに社長のそんな気持ちも伝えるツールとなっている。
◎関連リンク→ 有限会社丸橋運送店
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