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運送会社
ロジコム・アイ 令和の輸送体現、人材育成に一層注力
2022年12月2日
【広島】自動車部品の輸送を手掛けるロジコム・アイ(広島市東区)。6月に就任した小林雄社長は「令和時代の輸送を体現するために会社の仕組みや人材など、さまざまなことをアップデートしていきたい」と話す。
小林社長は、グループの中核企業であるロジコム(大上正人社長)に入社後、関東地区で複数の拠点を経験。2015年に広島の本社に異動した後、同グループの輸送部門、ロジコム・アイに転籍。取締役部長、常務取締役を経て、大上昭二会長の後を受けて社長職に就き4か月が経つ。
小林社長を中心に、この数年力を入れて取り組んでいることの一つが社員のキャリアアップだ。「それぞれの持ち場だけでなく、その先のビジョンを持って立場に応じた目標設定をしてほしい。社員一人ひとりが充実することが会社の発展につながると考えている」
これまで社内で社員教育を実施してきたが、組織の規模に比して内容が不十分といった問題が生じていたという。そこで昨年末から1年間の予定で、外部の講師を招いて管理職や若手社員のキャリアアップを目的とした研修を行っている。
また、グループの輸送部門という軸はそのままに、会社を今後どう発展させていくかフラットな視点で見据えていきたいという。「当社のドライバーはグループの最前線にいる。現場を一番知っている立場として営業部門との協力、連携を強化することも発展の一つ」と位置付けている。一体経営をさらに推進することを目的に、4月にホールディングス体制に移行した同グループ。「大上社長が目指す『社員もその家族も誇りに思える会社にしたい』という思いをどう実現するか。より良い会社を作る一員として、その実現のために一層真剣に臨みたい」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社ロジコム
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