久居運送（三重県津市）代表の菅内章夫氏は１２月１３日、自身の母校でもある津市立久居中学校で職業講話を行った。

これは菅内氏が会長を務める久居ロータリークラブが企画したもので、６日と１３日に分ける形でプログラムを用意。運送のほか「医師」「広告デザイン」「介護サービス」「家具製造販売」といった多様な業界から講師が招かれ、リアルとオンラインを通して１人の講師が２クラスを担当する形で実施された。

講話内で菅内氏は参加した６０人以上の生徒と向き合い、自らの歩みを振り返りながら社会で働くうえでの心構えなどを伝達。物流やトラックに関する基本から仕組み、役割なども伝えてその重要性を説いた。

終了後は「やはり（事業者向けの）講演とは違うね」と初めて臨んだ中学生向けの職業講話に苦笑いを浮かべたが、一方で生徒らへ対しては「今後の仕事や生き方を考える良いきっかけにしてもらいたい」と力強いメッセージを残した。

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