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運送会社
向井通商とプレシス 災害備蓄品を全車両に搭載
2023年4月18日
【京都】向井通商・プレシス(福元隆也社長、八幡市)はこのほど、保有する全ての車両に災害備蓄品セットを搭載。
きっかけとなったのは、1月末に日本列島を襲ったいわゆる「最強寒波」だ。各地の道路で、大雪による通行止めや立ち往生が発生するなど物流現場も大混乱が生じ、多くのトラック事業者が被害に遭った。「ウチの会社の近くの高速道路も通行止めとなり、一般道も動かず、ウチのドライバーも協力会社のトラックもつかまってしまい、地場のドライバーでさえも帰って来られない状況となった」と、福元社長は当時を振り返る。
「自然災害による通行止めは今回のような雪だけでなく、今後、台風や地震でも起こりうると考えられる」と指摘し、「阪神淡路大震災や東日本大震災について思い出す時期でもあり、何か防災対策が出来ないかと考えていた矢先にこの大雪が発生し、即実行に移した」
災害備蓄品は、賞味期限5年の飲料水4本と、水を注ぐだけで食べられるおにぎり4個、ティッシュ1個、簡易トイレ(大5回分、小5回分)、ゴミ袋が入ったセットとなっており、全てのトラックに搭載した。「食事はもちろんだが、一番困るのはトイレ。特に女性であればなおさら大変」と、内容にもこだわった。◎関連リンク→ 向井通商株式会社
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