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製品・IT
ウェザーニューズ お天気アプリの交通影響予測をアップデート
2024年12月31日
「天候の変化をいち早く正確に把握し、配送の見直しや配車に役立ててもらいたい」。ウェザーニューズ(石橋知博社長、千葉市美浜区)は、荒天時の交通への影響リスクをより迅速に把握してもらうため、企業向けのお天気アプリ「ウェザーニュース for business」の「交通影響予測」をアップデート、新たにマイルートや地点の登録とアラート通知の機能を追加した。
近年、気候変動に伴う異常気象による交通機関への影響が深刻化している。今年4月に提供を開始した「交通影響予測」は荒天が交通インフラに及ぼす影響を72時間先まで予測し、道路の通行止めや航空、船舶の欠航が発生する可能性などを5段階で予測する。
同社広報の斉藤玲那氏によると、以前はマップ上に全地点の予測が表示され、わかりにくいという課題があったという。
今回、改良を加え、「より便利に利用してもらえるよう利用者がマイルートを自由に登録し、必要な場所のリスクだけ効率的に確認できるよう改善した」
スマホ版には登録した区間・地点で、36時間先までに道路の速度規制や通行止め、鉄道の運休・遅延、飛行機の欠航・遅延が発生する可能性が50%以上、船の便が欠航・遅延するリスクが20%以上の予測が出た場合、プッシュ通知で知らせる仕組みを加えた。
ルートの交通影響リスクを迅速に把握できることで、斉藤氏は、「例えば運輸・物流・流通事業者ではルート変更や配送計画の見直し、配送スケジュールの検討などに活用していただける」と提案する。
◎関連リンク→ 株式会社ウェザーニューズ
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