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製品・IT
ウェザーニューズ 高性能気象IoTセンサー「ソラテナPro」に道路凍結指数を追加
2024年12月27日
ウェザーニューズ(石橋知博社長、千葉市美浜区)は、高性能気象IoTセンサー「ソラテナPro」において、1分毎の気温・湿度・風速などの観測データから道路の凍結リスクを算出する「道路凍結指数」の提供を開始した。
「ソラテナPro」は、気温・湿度・気圧・雨量など7つの気象要素を1分毎に観測する気象観測機。小型・軽量なため設置が容易で、電源を入れるだけで観測を開始する。
災害レベルの大雨や強風も観測できる高い性能に加え、「ウェザーニュース」アプリやパソコン版の専用ウェブサイトから天気予報や雨雲レーダーまで確認できるため利便性も高いという。
同社広報担当の斉藤玲那氏によると、同社は20年以上前から道路管理会社の雪氷対策を支援してきた実績があり、道路の路面凍結に関するノウハウが蓄積しているという。
現場に設置された「ソラテナPro」の気温や雨量、風速などの観測データをもとに、独自のアルゴリズムを用いて道路凍結リスクを1分毎に計算。凍結リスクを分かりやすく「平常」「注意」「警戒」の3段階で表示する。
凍結リスクが高い場合にプッシュ通知で知らせるため、ユーザーは作業の有無をより迅速に判断できるという。
斉藤氏は、「道路凍結指数を提供することで、道路管理会社や自治体、土木・建設、そして物流業界における安全対策を強化し、凍結防止の対応を支援していく」としている。
◎関連リンク→ 株式会社ウェザーニューズ
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