【大阪】三紀運輸（杉野利幸社長、吹田市）ではこのほど、宮城県富谷市に仙台物流センターを竣工し、３月７日からオープン。

同施設は、鉄骨造地上４階建てになっており、敷地面積約５０００平方m。延べ約８６００平方ｍの冷凍・冷蔵倉庫となっている。

同社では、コロナ禍での食品の冷凍ストックニーズが増加しているほか、食品以外の商品も冷凍による価値向上が図られており、鮮度管理ノウハウを活用できる冷蔵スペースを組み合わせた冷凍・冷蔵の幹線物流拠点の新設に至ったという。

センター内ではマイナス５０度超の超冷凍保管スペースやマイナス30度帯を中心とした普通冷凍商材の保管スペース、０度帯および５度帯の生鮮商材スペースで構成され、全ての温度帯に対応できることに加え、保税倉庫としての機能も予定している。

同社は、「輸送のみならず物流業務を支援するサードパーティーロジスティクスにもセンターで活用し、特に共同保管・輸送に力を入れていく」とし、同施設のセンター長を務める今井孝行氏は、「地域企業と連携し、地域活性化につながれば」とコメントした。

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