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    中村トランスポート 「バトンタッチ便」を展開

    2013年7月19日

     
     
     

    【福岡】中村トランスポート(福岡県糟屋郡)の中村治久社長は現在、軽貨物ネットワークの構築に奮闘している。
     きっかけは、ある荷主から依頼された福岡〜関西間の急ぎの配送。関西まで行ってしまうと、帰り荷が見つからなければ採算が合わないことから、いったん引き受けるのを迷ったというが、「知り合いの同業者に相談してみよう」と思いつく。幸い、「岡山までなら荷物を引き取りに行ける」という事業者が見つかり、ドライバー同士が待ち合わせて荷物を受け渡し、荷主の要望通り無事に配送を完了した。「売り上げは協力会社と折半にした」という。


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     また、「『北九州から横浜まで運んでほしい。この部品が届かないと工場が止まる』という緊急の依頼を受け、大阪で荷物を中継し、無事に届けた」という例も。この時は、距離で運賃を分け合った。
     これらの経験から、「もっとネットワークを広げて、さらに柔軟な対応ができるようにしたい」という思いを強めた。そこでこのサービスを「バトンタッチ便」と名付け、協力会社を募り、広く展開していく計画を打ち出した。
     「福岡の軽貨物事業者にとって鳥取や島根へは行きづらいが、山口あたりでバトンタッチできれば可能性が大きく広がる」と同社長。一方で、「信頼関係なしには成立が難しい形態。必ず、一度担当者の方にお会いしてからと考えている」と慎重な姿勢も。
     同サービスのメリットは、「帰り便のことばかり考えなくて良い」点で、なるべく地場でおさめたいという軽貨物事業者にはピッタリ。また、ドライバーに長時間運行を強いらなくて済むようになり、労働時間の改善、ひいては事故防止につながる。「荷主からもこの点を評価する声の方が、『バトンタッチ』を不安視する意見よりも大きい」という。
     すでに顔なじみの事業者を中心に、ネットワークが広がりつつある。「協同組合などの形態にするつもりはなく、各事業者がそれぞれの個性を生かした上で結びついていけたら。関心があれば、ぜひご連絡いただきたい」と話す。
    ◎関連リンク→ 中村トランスポート株式会社

     
     
     
     
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