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運送会社
前田陸送 愛が溢れる未来の実現に向けて
2023年8月4日
【大阪】創業54年の前田陸送(大阪市西淀川区)。以前は陸送業務をメインとしていたが、顧客からのアドバイスを受け、ロードサービスも始めるようになったという。
前田浩司社長は自社の業務内容について、「直接、感謝の言葉をもらえることがやりがい。また、不安な状況にいる人を助けることは社会的に意義のあること。それを自分の力でできることも魅力の1つ」と語る。
同社は2019年から「こどもミュージアムプロジェクト」に参加している。きっかけは、同プロジェクトで作成されたドキュメンタリー映画「愛でいけるやん」
「当社の経営理念は、『最高の交通インフラサービスを提供することで人々の幸せを追求し、愛が溢れる未来を実現します』で、どちらも『愛』をテーマにしていたことに共感した」
同プロジェクトの代表を務める宮田博文社長(宮田運輸、高槻市)の人との向き合い方に感銘を覚え、活動に参加したという前田社長。自身が参加する異業種交流会でも同プロジェクトについての講演を宮田社長に依頼したという。
「プロジェクトに参加したタイミングで大型トレーラを製作していたこともあり、その車両へのラッピングを決め、子どもたちに絵を描いてもらう段取りも進めていた」が、新型コロナウイルスの感染拡大が直撃し中止に。
同社長は、「場所も確保し、ほとんどの予定が決まっていたが、開催できず悔しかった。コロナも落ち着いてきたので、時期を見て開催したい」と意欲を示す。
同社ではこのほど、「働きやすい職場認証制度」の2つ星を取得。前田社長は、「社員がより安心して働ける環境へと変革し続ける社風が今回の結果につながった」と自信を示す。
また、ドライバー確保や社外に向けたPR活動としてSNSの活用も検討しており、「仕事内容や自社の雰囲気を発信していきたい」と今後の展望を語る。
◎関連リンク→ 前田陸送株式会社
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