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運送会社
河本運送 休憩室リニューアル、吉村社長自らDIY
2024年1月9日
【大阪】食品配送を主に手掛けている河本運送(吉村鶴樹社長、八尾市)はこのほど、事務所2階にある休憩室をリニューアルし、従業員が過ごしやすい環境を創り出している。
リニューアルした休憩室は吉村社長自らDIYで製作。複数人が柔軟や筋トレを行うことができるスペースに加え、室内に筋トレグッズやテレビ、ソファー、冷蔵庫などが完備されている。
当初、休憩室を改装しようと打ち出した同社の藤中隆部長は、「社員が快適に過ごせる空間を提供することで日頃から頑張っているドライバーの拠り所になればと思った」という。
実際に新しくなった休憩室を利用している同社運行管理部の岩井翔吾氏は、「休憩する場としてはもちろん、週末に社内で数人集まってランニングに行く前の準備運動や筋トレに利用しているが、広くて使いやすく快適」と好評。
これら運動への取り組みについて藤中部長は、「トラックドライバーは生活習慣が安定せず不健康という世間のイメージを払拭したかった」という。同社では従業員の平均年齢が約50歳となる中、「ドライバーが不健康自慢するのではなく、長く健康に過ごし、快適に業務に望んでほしい」と話し、そのおかげか従業員の健康に対する意識が改善。今では藤中部長に続いて従業員が運動に参加しており、「最近ではフィットネスルームみたいになっている」と笑った。
さらに同氏は同社が発信するSNSとしてX(旧Twitter)とインスタグラムも運営しており、Xは2020年から開始し、現在では6000フォロワーを迎えようとしている。業界のイメージ向上のために始め、同社の広報活動をも行っている藤中部長は、「今後も自社発信も含めて今回の取り組みのような労働環境改善、業界のイメージ向上につながる取り組みを発信していきたい」と意気込みを語った。
◎関連リンク→ 河本運送有限会社
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