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運送会社
東邦運輸 子育て社員の応援と地域貢献に注力
2024年3月28日
東京都東久留米市の東邦運輸(中島秀治社長)は地元住民との関わり合いを大切にし、企業主導型の保育園2園を運営、0~5歳児40人以上の保育を行っている。昨年10月には、その運営する園のひとつ、「ぶんぶん保育園Ⅱ」に隣接する駐車場の一画にトレーラーハウスを利用した「MammaCafe」を開業、子どもを保育園に預けている親たちだけでなく、周辺住民の憩いの場となっている。
中島社長は「父である先代社長は、常々、女性の活用は絶対に必要になると考え、この保育園を開設した」と説明。保育士も東邦運輸の社員扱いだが、運営一切に関しては責任者とする中島昭治専務と現場の保育士たちに任せ、社長としては口出しをしないという。
「経営者が現場に関わるとどうしても利益を追ってしまう。保育園の運営は子育て中の社員と地域貢献が目的なので、赤字にならない程度に、としている。今では企業主導型の保育園の認可は下りなくなったので増園はできないが、子どもたちが伸び伸び過ごせる園を大切に継続していきたい」と話す。
また、「最近、公共の施設建設等で公園が減っている。大人たちがくつろげる場所も必要と考え、オープンタイプのカフェも作った。大いに活用していただきたい」と述べる。同社では定期的に行うイベントにトラック車両も使い、子どもたちが自然とトラックと触れ合える場を提供し、ホームページにも掲載、地域への理解に努めている。
◎関連リンク→ 株式会社東邦運輸
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