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運送会社
サンライズ EVトラック「eCenter」 岐阜県の中小企業では初導入
2024年1月11日
サンライズ(柳澤伸光社長、岐阜県可児市)は11月28日、同社東濃物流センターで新型モデルの小型EVトラック「eCenter」の納車式を行った。岐阜県の中小企業でEVトラックを導入するのは同社が初めて。
今回導入された車両は三菱ふそうトラック・バスが2017年に国内初の量産EVトラックとして発売した「eCenter」をフルモデルチェンジした第二世代の新型モデル。排出ガスはゼロで振動や騒音が少なく、ディーゼル車と比べランニングコストが約30%低減している。
三菱ふそうトラック・バス東海ふそうの石井澄人社長は冒頭挨拶でEVトラックの開発経緯に言及。「2050年にカーボンニュートラルを目指す国の動きにあわせ、我々の商品も2040年以降は電気や燃料電池に変え、ディーゼル車の新車はなくなる。その為16年の間のどこかで、各々の事業者さんは電気トラックに変えなければならなくなる」と説明。「その中、創業わずか10年という会社が業界の先頭に立ってEV車を導入するという戦略は興味深く、今後も注目していきたい」と語った。
同社は世界中でカーボンニュートラルが求められる中、日本国内では遅れていることを踏まえ、導入を決意した。柳澤社長は「トラックは安い買い物でない。費用対効果が期待出来なければ、導入しにくい。その為、誰かが先陣を切って実績や成功事例を作る必要がある。それが輪となって運送業界に限らず、様々な業界に広がっていけば」と説明し、SDGsへ貢献する姿勢を示した。
◎関連リンク→ 株式会社サンライズ
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