【岡山】藤森元則氏（藤森運輸社長＝写真中央、倉敷市）が３月１４日に県庁を訪れ、第74回全国植樹祭岡山県実行委員会（会長＝伊原木隆太知事、写真右）へ協賛金として１００万円を贈った。同植樹祭は、国土緑化運動の中心的な行事として１９５０年から毎年、天皇・皇后両陛下も出席して記念植樹を行うなど、国民の森林に対する愛情を培うことを目的としたもの。岡山で２回目となる植樹祭は５月２６日にジップアリーナ岡山（岡山市北区）で開かれる。

伊原木知事に協賛金を手渡した藤森氏は、かねて続けてきた会社を挙げた環境保全活動に触れる一方、排ガス問題から逃れられないトラック運送の事情も踏まえて「今後も、微力ではあるけれど環境づくりを継続していきたい」と話し、植樹祭の成功に期待を寄せた。同知事は「しっかりと有効に使わせていただく」と謝意を示した。

藤森運輸は創業５０年の記念事業の一つとして、県が進める企業との協働の森づくり（２０１１年８月２日に倉敷市役所で協定を締結）に参画。「ふじの森」と命名された同市菰池財産区の０.９６ヘクタールで広葉樹の間伐や草刈り、側溝の清掃、遊歩道を整備するなど地域住民が安全に散策できる環境づくりに会社を挙げて取り組んでいる。

◎関連リンク→　藤森運輸株式会社