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運送会社
mirai計画 働き方の多様性を提案、アピール先を変えて応募者急増
2024年7月9日
mirai計画(柳川佑平社長、愛知県みよし市)では、働き方の多様性を意識した取り組みを実施することにより、ドライバー応募者数を大幅に増やしている。
同社では4月から、個々の価値観に沿った働き方に対応するため「ライト」「バランス」「プロフェッショナル」の3コースを設定。未経験からでも段階を踏んでキャリアを積んでいける仕組みを作った。
それに伴い、募集要項や活用する求人媒体も数か月前から再考していた。昨年はドライバー専門媒体で募集をかけたが年間で20人しか応募がなかった同社。「たくさん働ける人を求めがちだった」という反省から、媒体を変えて異業種・新規でも該当するよう内容を工夫。その効果はてき面で、2月からの3か月間で100件近くの応募があったという。
「多様な人が働ける業界であるべき」との認識をもつ柳川社長は、こうしたコース設定や前職にこだわらないスタイルをとることでチャレンジしたい人が増えるという感覚をつかんでいるようだ。何より20~30代の価値観が理解できるのは、若手経営者ならではといえる。
「コース設定により未経験者は安心感が違うと思う。求職者には他業種の優良企業と比較検討してもらえる」と柳川社長。「物流企業で働きたい」から「働きたい会社がたまたま物流企業だった」という流れに寄せ、求める人材の確保につなげている。
◎関連リンク→ 株式会社mirai計画
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