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運送会社
ドコス 積極的に女性採用「ハンドワークステーション事業部」
2014年11月21日
【静岡】ドコス(大河内慶吉社長、浜松市)では、運送事業とは別に「ハンドワークステーション事業部」を併設して、積極的に女性の雇用を進めている。
この事業は、内職作業者を活用した業務請負事業で、ダイレクトメールの封入、自動車の軽部品の組み立て、衣類のワッペン縫いつけや検品など、軽作業全般を扱っている。現在、約400人の内職作業者が登録している。
その内職作業者をサポートしているのが、同事業発足時から携わる女性スタッフである。内職作業者への技術指導や商品の最終チェック、納期・数量管理・伝票作成など、数人の女性スタッフだけで大半を運営している。同事業部責任者の新村春樹取締役は、「営業面は私が担当しているが、それ以外はほぼ彼女らに任せている」と評価している。
内職作業者のほとんどが主婦層ということもあり、主婦目線での配慮など、女性ならではの気配りも忘れていない。「同じように子どもがいる方ばかりなので、苦労や大変さは理解している。子育てが忙しい方には、仕事量の配分を考えたり、時にはプライベートのアドバイスもしますね」と女性スタッフは話す。
大河内社長は、「男性中心の会社で女性が活躍してくれることで、社内が活気づいて華やかになる。経営理念の『明るく楽しく仕事をしよう』にも合致する。運送会社の固いイメージが柔らかくなる」と、会社のイメージアップにも一役買っている。
◎関連リンク→ ドコス株式会社 -
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