-
運送会社
トレードトラスト 安全への取り組みで事故8割減
2024年8月23日
【静岡】トレードトラスト(宮澤稜社長、浜松市中央区)は安全に関する幅広い取り組みを通じてこの10年ほどで事故を8割減少させることに成功している。
日頃の啓発活動に関連会議の実施など要因はいくつか考えられるが、その象徴的な取り組みとなっているのが「トレードトラスト式安全と確認」と称した冊子の配布で、8年ほど前に当時専務だった宮澤社長の発案で実施。当時あらためて事故防止と向き合おうという状況下で「安全哲学」の必要性を感じた社長がヒアリングとともに社内でそれまで行ってきた関連の教育や指導を情報としてまとめ、ひとつの指針として共有した。
また年間スローガンと月間テーマをそれぞれ策定して関連の意識を強めているのも特徴のひとつで、今年の年間スローガンは「暮らしを守る物流、暮らしをつくる物流」、今月のテーマは「動止曲渡」。「動止曲渡」は動く時、止まる時、曲がる時、(人が横断歩道を)渡る時における意識啓発を目的としており、これらにおけるテーマの根底には同社がポリシーとして掲げる「ジブンゴト(見て見ぬふりをしない)」という概念が流れている。
宮澤社長は一連の動きについて、「すべてを自分ごととして捉えていくことが当事者意識とプロ意識を高めていく。仕事に関わっている以上は全員が現役のプレイヤー」と述べ、自社の姿勢を明示。今後もこれらの動きを継続、深化させていくことで、社内の安全品質をさらなる高みへ押し上げていきたいとしている。
◎関連リンク→ 株式会社トレードトラスト
関連記事
-
-
-
-
「運送会社」の 月別記事一覧
-
「運送会社」の新着記事
-
物流メルマガ