【大分】ＮＢＳロジソル（河野逸郎社長、日田市）では、毎年６月～８月の３か月間を交通事故防止強化期間とし、安全向上を目的としたイベント「サマーセーフティコンクール」を開催している。

６月～８月は、梅雨や高気温に起因する集中力低下から交通事故が特に多い傾向にあることを受け、２０００年度から開始している同イベント。「事故・トラブル“ゼロ”」「安全を願う思い」等に関する交通安全ポスターや安全標語を従業員やその家族から募集し、優秀な作品をその年の交通安全ポスターとして全営業所で掲示している。

今年度は１月から案内を開始、３月から５月を作品募集期間として応募を募った。

その結果、標語８１０件、ポスター４３件の応募があり、そのなかから、ポスター部門で社長特別賞など１０作品が、標語部門では、家族部門25作品など計50作品が選出された。

このうち、社長特別賞など４作品のポスター、社員部門など１０作品の標語が社内掲示されることが決まった。

品質企画部の伊藤崇部長は、「サマーセーフティコンクールはご家族の思い、従業員の思いを標語やポスターにして少しでも皆さんが安全への意識を高め、毎日無事に自宅や会社に戻ってきてほしいとの願いが込められている」と説明したうえで、「皆さんが作品を見ることで“今日も一日ご安全に！”と意識していただくことが品質向上の一歩につながる」と話した。

同社では、「今後も従業員、家族、会社が三位一体となった品質向上の取り組みを進めていく」という。

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