カワキタエクスプレス（川北辰実社長、三重県亀山市）はこのほど、インターネットで配信される音声コンテンツ「ポッドキャスト」でラジオ番組をスタートさせた。

インスタグラムやＴｉｋＴｏｋなど、拡散性のあるＳＮＳをフル活用して若手採用を成功させている同社。仕掛け人の川北社長は次の一手としてポッドキャストに着目。１０代・２０代の利用率が高いためだ。番組名は「カワキタのドラゴンロード～険しいけど楽しい道～」。自らがメインパーソナリティを務め、毎週金曜日の午後５時に配信していく。

サブパーソナリティとのトークは運送にこだわらず旬の話題、自身の近況を取り上げ、「台本なし、カット編集なし」で「素のカワキタ」を知ってもらいたいという社長。「ブログやＹｏｕＴｕｂｅはテーマや流れの構成で成り立っているが、ラジオはもっと何気ない話を発信できる場所」として初回の収録もリラックスして臨んだ。

同社はＳＮＳ発信により入社後のギャップをなくし定着率アップという採用効果をあげている。ポッドキャストの活用についても「何がきっかけになるかわからない。ないよりはあった方が」との考えからだ。川北社長は「より親近感がわくようなツールになれば」として、まずは年内いっぱい継続していく予定。

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