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運送会社
広島急送 システム一新 点呼体制をより強固に
2024年12月6日
【広島】広島急送(實光広宣社長、広島市安佐北区)はこのほど、精度の高い点呼体制をより強固にするために新しいシステムを導入。試用期間を経て、10月から本格運用を始めた。
今回導入したのはテレニシ(大阪市中央区)の「IT点呼キーパー」。實光社長は「ドライバーに持たせている業務用の携帯とリンクできる機器が少なくなったので、今のうちに替えておきたかった」とし、車内での利便性を考え、アルコール検知器はブルートゥース対応を採用した。
営業本部の玉田直也主任は、「長距離中心の運行で、対象となるドライバーは105人。使い方は大幅に変わったが、すぐに慣れた」と話す。また、「誰が電話をしてきたか名前と顔写真が管理の端末上に表示されるので、連絡事項もスムーズに伝えられる。着信記録も残すことができて便利」と評価している。
同システムは、同社の営業所間でのIT点呼や、グループ会社との遠隔点呼ができるため、同社長は「運行管理者の働き方の見直しにも役立てたい」とも。なお、点呼や運行記録に加え、来年の春をめどに労務管理までクラウド化を進める予定だという。「人材確保が難しいなかで省力化、省人化できることは最大のメリット」と話す。
◎関連リンク→ 広島急送株式会社
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