東ト協が推進する独自のＣＯ２等削減対策を盛り込んだ「グリーン・エコプロジェクト（ＧＥＰ）」。車両ごとに収集した燃費からデータベースを構築し、継続的なエコドライブ活動を推進することでＣＯ２排出量の削減、燃費向上によるコスト削減、そして事故防止に役立つ。

鋼材配送を手掛ける丸橋運送店（髙橋伸明社長、東京都江戸川区）では、同プロジェクトに参加している。髙橋社長は、「特に燃費の消耗が多いトレーラや大型トラックの燃費向上は、運送会社としてはマストだと思う」とし、「ドライバーの意識が要となり結果に結びつくので、事故防止も含めてドライバー教育はやはり最重要」と語る。

同社は令和４年度に、「トップランナー賞」を受賞した。同賞は、ＧＥＰ活動の取り組み・実施状況とＧＥＰ参加による効果、そのほかの取り組みをもとに選考される。

髙橋社長は、「取り組んできた結果が目に見える形でわかるのはうれしく、大変励みになる」とし、「次の受賞に向けて、地道に取り組みを続けていきたい」と話している。

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