マストアークス（松下誠社長、愛知県弥富市）では月に１回、社内報を作成。社員同士がコミュニケーションを図るきっかけにつながっている。

約４年前からＡ４サイズで表裏フルカラーの社内報を社員に手渡ししている同社。スタートした理由について松下社長は「業務情報の共有だけでなく、社員のパーソナルな部分も発信できるものを作りたくて」と説明する。

社内報には法改正の内容や道路の情報、安全運行喚起といった業務連絡のほかにも、簡単な料理レシピ、地元店舗のお得情報、雑学などトピック満載で読者を飽きさせない工夫が施されている。

多くのコーナーがあるなか、特に目を引くのは社員紹介。Ａ４サイズの半分の面積が割り当てられている同コーナーでは社員の趣味や好物、行きたい土地や国、座右の銘などが書かれており、これらに付随してお気に入りの写真も掲載されている。

松下社長は、「一目見れば既存の社員は新入社員を知ることができる。社内報をきっかけに同僚や先輩、後輩の知らない一面を知ってもらい、社員同士の交流が深まれば」と思いを語った。現在、社内報をきっかけに休日に社員同士が共通の趣味活動を行うこともあり、効果もばっちりだ。

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