【鳥取】鳥取運輸支局と鳥ト協は、トラックドライバーの働き方と魅力を発信する動画を９本制作。中国運輸局のユーチューブチャンネルで公開している。

動画は、ドライバー不足解消の足掛かりになればと同支局を中心に鳥ト協、県、鳥取労働局が制作した。福原昇・首席運輸企画専門官は、「トラック物流Ｇメンの配置や、事業者が積極的に運賃交渉を行うなど雇用環境は整えられているいま、ドライバーの仕事に興味を持ってもらうため、ドライバーのリアルな声を魅力として紹介している」と話す。

制作にあたり鳥ト協は、会員に撮影の協力を仰いだところ５社が手をあげたという。「中・長距離運行」「地場配送」「宅配」の動画カテゴリーと事業が合致した日ノ丸西濃運輸、服島運輸、司企業の現役のドライバーが出演している。

各動画は、ドライバーの業務内容をそれぞれ３分ほどでまとめた。ドライバーの経歴やステップアップの理由に加え、給料や私生活とのバランスなど業界外の人が気になる点も語られている。「男女問わず活躍できることを伝える目的で、女性ドライバーの１日に焦点を当てた動画も作った」（同専門官）。

また、若い人や忙しい人の目に留まりやすい３０秒のショート動画も投稿。１台分のスペースに大型車を止める「激狭チャレンジ」やキャビンのベッドスペースを公開。人気ユーチューバーが使うキャッチフレーズを模したりと、ショート動画と親和性の高い作りが特徴だ。動画は鳥ト協ＨＰでも閲覧できる。

◎関連リンク→　一般社団法人鳥取県トラック協会