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運送会社
川端運輸 経営指針発表会「付加価値で選ばれる企業に」
2025年5月30日
【奈良】川端運輸(川端真也社長、大和郡山市)は4月27日、大和郡山市商工会館で第39期の「豊かな運び手、経営指針発表会」を開催した。
経営理念の唱和と来賓紹介に続いて、川端社長が「会社の目的は社会の役に立つことが第一だと思う。とは言え、お客さんばかりに目を向けるのではなく、従業員とのバランスを取って良い会社にしていければ」とあいさつ。38期の振り返りと39期の方針について説明し、「長距離をやめる会社も増えて競争が激化しているなか、付加価値をつけて選ばれる企業を目指したい。時代の変化に対応して乗り越えていきましょう」と力強く語った。
また、これまで高齢者向けの引越事業を手掛けてきたが、今年度から「ライフサポート事業」として引っ越しだけでなく、高齢者の住環境における困りごと全般をサポートする事業をスタートさせる方針を示した。毎年参加している「おしごとフェスタ」「こどもミュージアムフェスタ」については、「報道による運送業界のイメージもあり、子どもたちになかなか実態が伝わっていない。実際に体験することで理解が深まり、将来的に仕事に就いてくれればとの思いでやっており、今後も継続していきたい」と意欲を見せた。

次に登壇した川端章代会長は、同社の経営理念について説明し、「今年度のテーマはウェルビーイング(持続的な幸せ)。ステークホルダーの関係者にある人たちと心身ともに健康であることで、組織にも良い影響を与えてくれる」との思いを伝え、さらにSDGs経営の取り組みも継続するほか、「社会からの信用にもつながる」として働きやすい職場認証制度やえるぼし認定制度の取得にも取り組むと述べた。
安全、品質、働きがい・健康推進の各委員会の委員長と、ライフサポート事業、ドローン事業の責任者が、前期の取り組みと今後の方針を披露。このうちドローン事業部は、引き続き点検・空撮案件の獲得に努めるとともに、さまざまな事業につながるよう可能性を広げていきたいとした。
さらに、無事故無違反者や永年勤続者、エコドライブ達成者らに対する表彰も行われた。発表会後には、「働きやすい職場づくりプログラムセミナー」が実施された。
◎関連リンク→ 川端運輸株式会社
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