【神奈川】共栄車輛サービス（田村俊一社長、海老名市）は、県が実施する「がんばる中小企業発信事業」で選出される「神奈川がんばる企業２０２４エース」として認定を受けた。

同事業は、独自の工夫を実施して成長した県内の中小企業・小規模企業を県が認定。広く県民や企業に周知することで、認定企業の社会的認知度や従業員のモチベーションの向上をはかり、さらなる成長を目指してもらうことが目的。公募のなかから、認定要件に適合した企業を「神奈川がんばる企業」「神奈川がんばる企業エース」として認定している。

「神奈川がんばる企業」は、独自の工夫等を実施し、その後、年率３％以上の付加価値額の増加、年率１％以上の経常利益の増加を実現していることが要件。「エース」については認定企業のうち、ビジネスモデルの独創性、地域への貢献度が特に優れている企業が選ばれる。２０２４年度は８者がエースの認定を受けた。

同社は、２０２３年に地上設置式燃料タンク「コンボルトタンク」を県内で初導入。自家用給油所を設置することで、燃料コストの大幅削減と給油時間の短縮に成功。ドライバーの労働環境改善を実現したことが高く評価された。

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