福岡ロジテック（永山浩二社長、福岡県粕屋郡宇美町）に７月初旬、大型ウイング車が納入された。

車番は「７０６」。令和７年６月に登録した車である。

永山社長は、「平成２８年２月に登録した車なら、ナンバープレートは『２８０２』。いちいち車検証を見なくてもナンバープレートを見れば一目瞭然。『あ、この車は３か月点検に出さないと』『この車はもうすぐ車検だな』となる。点検・整備は安全の基本だから」と語る。

現在、敷地内には天井クレーン付きの倉庫を建築中。広さは約２２０坪で、「竣工予定は９月。お客様の荷物、例えば業務用オーブンなどの機器を一時置きし、出荷するための倉庫」という。

同社が最優先するのは「安全」。夜間運転を全面禁止し、９時間以上の休息を確保し、過労運転は限りなくゼロを目指した。

そして、経営理念に掲げる「親切が先、商いが後」。顧客への親切はもちろんのこと、周囲の人たちにも配慮する永山社長。「起業して間もない当社を支えてくれた多くの支援を忘れず、感謝の気持ちから、親切こそが信頼を生み、事業を支えるという経営の基本理念を形成した」と語る。併せて「時代に乗ることも不可欠」として、ＳＮＳなどを利用した「発信」にも注力する。「ＳＮＳを見て入社してくれた人も、すでに２人いる。会社のＰＲにはブランディングが欠かせない」とも。

常にいくつものアイデアを温め、次々と実行に移していく永山社長。「次のチャレンジの幕開けは近い」。

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