運送業のほかボディープリント事業も手がけるスパイストラフィックス（中村剛社長、岐阜県岐阜市）ではこのほど、トラックの泥除け（マッドガード）へのデザイン施工サービスを開始。「お洒落は足元から」の観点で、デザイントラック導入のきっかけづくりとしても有効との考えだ。

「デコマット」と名付けられた同サービスは、自社車両への導入からスタート。周知と施工の拡大を図りたいとしている。
また、「足元」の部分では同サービスのほか、タイヤへのプリント事業も視野に入れており、特徴的なデザインの数々でトラックのボディーを「アート」の表現の場としても活用する同社ならではのアイデアを形にしたい構えだ。

中村社長はデザイン車両について、「大きく目立つ存在のトラックを無地で、ただ走らせるだけではもったいない。企業アピール、社会貢献、交通安全、あらゆる面で活用できる」とその可能性に言及。同社ではこれまでも「求人広告らしくない求人広告」や「地域にとらわれない行政ＰＲ」といったボーダーを超えた取り組みを推進しており、今後も枠や固定観念に縛られない自由な発想で、トラックを「デザイン」していく。