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    大翔 木村和義所長 「社員の『心の充実』求める」

    2016年2月12日

     
     
     

    【愛知】「当社も創立から25年が経過。業界特有の人材確保の問題を筆頭に課題はあるが、これから真剣に取り組んでいかなければ次の25年はない」と気を引き締めるのは、安心と安全性に特化した充実の設備と、幅広い輸送を高品質で提供する大翔(大野育利社長、稲沢市)の木村和義氏。大野社長からの信頼も厚く、本社営業所の所長を務めている。
     現在、38歳の木村所長が運送業に身を投じたのは、20歳の時。ドライバーとしてスタートし、配車係として経験を積み、現在は所長として社内の環境整備を進めている。「社長からは裁量や自由度を認めてもらい感謝している。しかしその分、責任や結果も問われるのでやりがいも感じている」と木村所長。大野社長の経営理念や人柄に触れながら、人生哲学も学んでいる。
     若手経営者や管理者の交流を積極的に推進している木村所長。盟友のレーベンロジテックの佐藤元紀社長(名古屋市中村区)と共に、「親善会」を発足させ、若手の交流の場を提供している。


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     「先輩方から学ぶ部分とは別に、同じ世代間でしか理解できない点や悩みもある。事業者間のネットワークを構築して仕事につなげてもらうなど、それぞれがこの会を有効に活用してもらえればいいと思う。この会を作って良かった」とし、今後も活動の幅を広げていきたいとしている。
     これからの抱負について「社員の皆さんはもちろん、それを支える家族の方々にも喜んでいただける環境にしていきたい。売り上げや車両台数を増やすことも一つの目標ではあるが、社員の皆さんの〝心の充実〟がなければ、それは意味のないこと。社会的地位を上げ、『この仕事をやっていて良かった』と思えるような会社作りに取り組みたい。同じ『やる』なら楽しみながらしたいですよね」と笑顔で語る。
     同社も木村所長自身も天高く「大きく翔る」ことが、ますます今後期待される。
    ◎関連リンク→ 株式会社大翔

     
     
     
     
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