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運送会社
共立陸運 久保秀樹社長 「安全への取り組み加速」
2016年4月15日
共立トランスポート(大阪市西区)のグループ会社で一般貨物を手掛ける共立陸運(同)は昨年末にGマークを取得した。久保秀樹社長は「遅ればせながら」としながらも、「我々のような中小の物流事業者にとって、Gマーク、グリーン経営、Pマークは今後、必須になるのではないか」と分析する。
取得の狙いについて、「荷主から『おたくはGマークあるの?』と聞かれる機会も増えてきた。顧客に『安全』と『優良』をアピールするとともに、ドライバー向けという意味もある」と説明。「安全に真摯に取り組んでいるという姿勢は、ドライバーはもちろん、その家族も喜ぶ。ドライバー不足のいま、人を集めるのに、Gマークがある会社とない会社のどちらが選ばれるかを考えれば答えは明白」。
取得後の効果としては、「社内での安全運行へのマインドが上がった」ことに加え、「大手荷主からの問い合わせも少しずつ増えている」という。
久保社長は、「ドライバーには仕事をする上での優先順位を、『安全、品質、効率、時間』と伝えている」という。「積み込みの遅れで着時間がずれ込みそうなら、事前に電話してきちんと説明すれば済むこと。焦って事故を起こすよりもよっぽど良い」。
外部講師を招いての講習会の開催やデータ・テック社のセイフティレコーダの導入など、安全運行に注力してきた同社。久保社長は、「今後も安全に対する取り組みをどんどん加速させていきたい」と語る。
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