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運送会社
エクストライン ボルボ社製トラクタにこだわり
2017年3月3日
【大阪】ボルボ社製トレーラを専門に導入し、ドライバーだけでなく荷主企業にも大きなインパクトを与えるエクストライン(大阪市住之江区)の龍崎広隆社長。龍崎社長は事業開始当時からボルボ社製トラクタを積極的に導入し、現在ではトラック以外の車両35台すべてがボルボ社製のトラクタだ。
導入当時は他社から変わり者呼ばわりされた経験もあるが、「エクストラインと言えばボルボの車両」というインパクトから、ドライバーだけでなく荷主企業にもPRとなり、次第に同社も広く知られることとなった。現在ではトラック(日本社製)5台にトラクタ35台、シャシーなどを含めると70台を超える保有台数の運送会社として成長した。
龍崎社長は「ドライバー自らが、常に車の状態を把握するために、こまめに洗車・整備を行う。異常がないかを知ることで、途中で車両が故障して止まることのないように、徹底して車両の状態を把握するように教育している。車両が停止すれば、その分、輸送業務が出来ず、その結果、収入が得られないことになるため、当社では一切、車両が故障やトラブルで停止することなく、常に完全な整備の下で運行できる体制を整えている」と語る。
さらに、「日本人は外国車を信頼していない。しかし、普段から整備点検を行うことで、当社では走行距離100万キロを超す車両が10台以上存在している」と述べ、「日本車でも普段から点検・整備を怠れば、必ずトラブルや故障につながる。外国車でも普段からの整備・点検で、トラブルや故障を避けることが可能。また、ドライバー自身も外国車への憧れを持つ者も多く、当社ではドライバー不足はあまり深刻ではない。常にドライバーが自ら愛する車両に対して気を配り、安全運行をすることで、荷主からの信頼も厚く、事業の発展につながっている。経営者が率先して点検・整備を行うことで、ドライバーも一緒になって、自らの発展が会社の発展につながることを理解してくれる。常に真剣に点検・整備を行い、安全に輸送業務を行っている」と話した。
龍崎社長は事務所でも常に作業服姿で、自ら現場で仕事のフォローや緊急事態に対応できる体制を取っている。何かあれば自らがすぐに現場に駆けつける姿勢がドライバーにも感じられているようで、今後も龍崎社長を先導に事業の一層の発展を築きあげていく。
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