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    工藤商事 ドライバーの頑張り評価、報奨金制度を開始

    2017年5月26日

     
     
     

     工藤商事(工藤英人社長、北海道夕張郡)では5項目にわたる「ドライバーへの評価制度」を新設し、1月から運用を開始している。1年で全項目を達成した場合、1人あたりの報奨金は数十万円に及ぶものの、既存の給与や手当などの支給を削ることはせず、評価制度導入による会社のレベルアップを見込み、新たに多額の予算をとって実施している。道内の中小規模の事業者が、これほど多額の「評価=報奨」制度を導入しているのは非常に珍しい。
     評価項目は、①無事故(荷物破損、レッカー、車両事故、けが、整備不良など)②規律(制服着用、ヒゲ、頭髪、提出物、自分から笑顔であいさつなど)③協力(周りへの気配り・気遣い、敷地内の片付け、タイヤ交換の手伝いなど)④配車即応(やる気のある対応、不平不満を言わない、積み下ろしの定期連絡など)⑤管理(車両の洗車・清掃・整頓、健康管理、速度、輪留め、アイドリング・ストップなど)――の五つで、同社の経営理念に即して実行してもらいたい具体的な行動や態度などを設定した。
     ドライバーの自己申告や管理者によるチェック、定期的な見回りのほか、関係先へのヒアリングも行い、達成状況を確認する。3か月間を1期とし、年間4期の達成状況に応じて報奨する。1期達成すると4等級となり、項目ごとにそれぞれ数千円の報奨金が支給され、達成するたびに等級が上がり、年間4期達成されると1等級となる。等級が上がると報奨金も「倍々ペースで大幅に上がる」が、ある項目が未達成の場合はその項目のみ4等級から再スタートとなる。5項目全てを1年間達成すると、1か月の給与並みの報奨金となり、「無事故を1年間達成」しただけでも、年間で数万円支給されることになる。


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     工藤社長は「以前からドライバーの努力が反映されるような評価制度を考え、色々なモデルを作ってきたが、欲張りすぎて運用しにくいものだった。今回は経営理念に基づいたもので、『100%出来たか否か』とシンプルに評価するようにした。達成不可能な項目はないが、常に意識していないと難しいものもある。全員が全項目を達成すると、報奨金のコストは全社的に年間数百万円にも及ぶが、そうなった場合、会社のレベルが上がり、必ず収益面でも結果が付いてくると考えている」と説明。
     「働き方改革が叫ばれ、ドライバーの労働時間を短くする必要があるので、これからは質で勝負しなければならなくなる。評価制度は、ドライバーの頑張りを還元するとともに、質の高いサービスを提供することにもつながる。また、若い人を採用するにしても、受け入れる環境が整っていないと人材確保が難しい。このようなドライバーの頑張りを評価する制度は、新規採用にも効果的だ」と話している。

     
     
     
     
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