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    宮田運輸 宮田博文社長「人が成長してこそ会社が発展する」

    2017年7月21日

     
     
     

     【大阪】「5年前には、現在の事業や取り組みのことは想像していなかった。今があるのは、様々な人とのつながりがあるから」と、様々な事業展開ができる原点を話してくれるのは宮田運輸(高槻市)の宮田博文社長。
     子供のころから憧れていた運送業界に18歳で入社し、様々な苦難を乗り越えながら仕事に取り組み、創立45周年の時に現宮田八男会長と社長を交代。「社長になっても自分は何も変わらないと思っていたし、変わったとも感じていなかった」と就任当初を振り返る。
     就任後は、すぐに幹部を集めて25年後の70周年に向けての目標や計画を立てた。「当時は自分でプレッシャーなどなかったと思っていたが、今振り返れば色々なプレッシャーを感じていたと思う」と話す。


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     就任1年が過ぎたころ、管理職が運転するトラックが死亡事故を起こした。宮田社長は「会社を守るために目標を立てて取り組んできた中で、本当の事業の大切さを忘れて数字だけを追っていた時期だった。管理職も自らが運転して、仕事をしながら数字を追いかけていたのかもしれない。かなりの無理をしていた」と事故当時を話す。
     事故後は、好きな仕事で悲惨な事故を起こし、管理職や遺族の方への罪悪感で悩み苦しんでいた同社長。「トラックと人とを生かした取り組みが何かできないと考えていた」。そんなとき、経営者の集まりで、子供が考えた安全標語を社内で掲示している話を聞き、工場を見学して自社でも採り入れようと考えた。「社内だけでなく、社会全体が良くなるために何かできないか」を考え、子供の絵をトラックに描くラッピング車両を思いつき、試しに1台から取り組みを始めた。
     子供の絵を描いたラッピング車を入れて3年が経ち、「もともと当社のドライバーは安全運転で車両はきれいにしている人ばかりだったが、それ以上に今ではトラックに愛着を持って優しい運転をしてくれている」とし、「トラックが走るだけで笑顔にできるだけでなく、人に影響を与えられる仕事になる」と魅力を話す。
     宮田社長は「企業の成長・発展には従業員が幸せにならないといけない。数字だけでなく、人が成長してこそ会社が発展すると思っているので現在は、人間力を高めていくことに注力している」とし、社員だけでなく協力してくれるパートナー企業にも「お互いに向き合っていけるパートナーを探している」と語る。
     同社では様々な取り組みが一般紙やテレビなどで取り上げられたこともあり、求人を出すと100人の応募があるという。「人を大切にしている会社と思ってもらえることで人材が集まる。創業者の『人を大切にする』という思いを改めて感じた」
     同社は20年後の70周年に向けて、従業員数2000人、その家族1万人、売上高300億円を目指して社員一丸となって取り組んでいく構えだ。
    ◎関連リンク→ 株式会社宮田運輸

     
     
     
     
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