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    西大寺運送 常温倉庫拡充「運送と倉庫で発展を」

    2018年2月16日

     
     
     

     「当初は3年ほど期間をおいてから建設するつもりだったが、需要もあることから前倒しで計画を進めることになる」と入倉栄作氏(西大寺運送社長、岡山市東区)。一昨年4月に2000坪の倉庫を稼働させた岡山物流センター(同市南区)の構内で、今年6月にも1000坪の常温倉庫の増設工事に着手。年内の完成をめざすという。

     この10年余りで著しい成長を遂げてきた同社。家業に戻った翌年の平成8年秋に常務に就いたが、その当時は「10台のトラックとドライバー10人だった」。経営トップのバトンを譲り受けた同17年以降は東部物流センター(同市東区)、北部物流センター(美作市)、広島営業所(広島市安佐南区)、津山物流センター(津山市)などを相次いで整備。保有するトラックも約180台に増えた。

     営業のスタイルも独創的。「めざしているのは『安い運賃で利益を出す』ための仕組みを作ること」という。その一つとして取り組んでいるのが「空いた時間でいくら稼ぐか。時間の混載というか、ドライバーごとの1日の実働時間を確実に把握するため、管理者には『その運行で空き時間がどれくらいあるかを探すように』と指示している」と話す。

     ドライバー数を上回るトラックを抱えているのも「ドライバーが帰庫したら、すでに別の車両に荷物が積まれており、すぐに乗り換えて出発する。決して遊休車両ではない」。荷主と運送会社のメリット、さらにドライバーも収入増が見込める時間の捉え方は、昨年11月に改正された標準貨物自動車運送約款も追い風となりそうだ。

     全産業的な人手不足のなか、働きやすさを意識した環境作りも進める。「ドライバーに迎合する気はないが、車両の大きさや運行距離、勤務時間など従業員のライフワークに合った働き方を提供することも大切。ゆとり世代や女性、高齢者、今後は障害者や外国人も視野に入れる必要が出てくると考え、地場輸送を強化するなどしてドライバーのニーズに合う仕事の確保に努めている」と説明する。

     昭和28年に設立された同社は今年11月、65周年の節目を迎える。特別な行事は予定していないというが、「士気を高めるような社内イベントは考えたい」。半年先には岡山物流センターで2期工事が始まるが、「倉庫事業を柱に業容を拡充し、歩調を合わせて実運送の充実化も図っていく。社員200人の体制と、作業会社(西運ロジ)も含めたグループの年商30億円をめざす」と新年の目標を掲げる。

    ◎関連リンク→ 西大寺運送有限会社

     
     
     
     
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