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運送会社
福岡ロジテック 永山社長「KITの広がりに感謝」
2018年8月28日
【福岡】6月に札幌で開催された日貨協連第54回通常総会並びに第14回トラック運送事業協同組合全国大会で、平成29年度WebKIT表彰が行われた。
「組合員の部」では、平成29年4月1日から同30年3月31日までの荷物・車両それぞれの成約件数が多い事業者として、ネットワーク九州協同組合の福岡ロジテック(永山浩二社長、糟屋郡宇美町)が荷物情報成約件数部門と車両情報成約件数部門で1位となった。同社はこれまでにも両部門で1位を獲得し続けるなど、顕著な成果を上げた事業者であり、永山社長に受賞の喜びを聞いた。
これまでを振り返り、「日本貨物運送協同組合連合会のWebKITで4年連続日本一を達成した。この求荷求車システムを始めたのは20年前、現在2500社以上が加盟しているWebKITも、現在ほど情報がなかった。月に100万円、件数で言えば10件も成約出来ていたら喜んでいたように記憶している」と同社長。このような中、「年に2~3回、東京や大阪で開催される会議や大会に参加し、多くの方々と名刺交換を行い、ハガキやニュースレターなどを20年間発送し続け、人脈づくりに励んだ」とし、WebKITで交換した名刺は1000枚を超えるという。
会議の度に会う人々と懇親会を通して親しくなり、日貨協連とは別に活動するKIT有志の会を10年前に立ち上げた。はじめは三重県で発会式と研修会を開き、それが充実した経営勉強となり、山形県の会員が 「これを1回で終わらせるのはもったいない」と、第2回大会を山形県で開催する流れとなった。
その際、同社長は「第3回大会を福岡県で開く」と宣言し、福岡大会には100人を超える人が集まった。その後も100人を超えるKIT有志のメンバーが集まるようになり、「人と人のつながりが更に深くなった」という。
仕事のつながりも広がっていき、同社のKITの売り上げも少しずつ増えていったという。努力もあり、6年前に初めて全国1位となり、翌年は2位となったが、「そこからまたKITへの思いを数字という形にして、4連覇を達成」した。
苦しみもあったとし、「今年は途中経過では毎月4000万円成約していたにもかかわらず、2位だった。月6000万円、成約件数では月に700件で、どうにか1位を獲得し表彰に至った」という。年々売り上げが増加している。目標については「会員数も増え、以前よりも勢いが増している。WebKITの広がりのおかげで会社は大きく成長した。たくさんの仲間が全国に出来たことに感謝し、これからもKITの活動を続けたい」としている。
◎関連リンク→ 福岡ロジテック株式会社
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