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運送会社
TDグループ 事業発展計画発表会「人は規制ではなく社風で育つ」
2018年8月15日
裕進運輸(三重県三重郡菰野町)の渡部裕之社長が代表を務めるTDグループは7月15日、四日市都ホテルで事業発展計画発表会を実施。会合にはグループ企業である裕進運輸、モバイルアド、ダイワワークス、五十六から各従業員と関係者などおよそ110人が出席して盛り上がりを見せた。
同グループを紹介するオープニングムービーの上映を皮切りに始まった会合は来賓の紹介に続いて渡部代表が今後の事業発展計画発表のため登壇。
代表はその中で「良き仲間と 良き事業を行い 良き会社を創る」という同グループの経営理念に触れて「会社とは社員全員の考えの総和で成り立っている」との考えのもと、成長と発展を成就していきたいとするグループのあり方について言及。さらに「遊ぶが如く働き、当然の如く結果を出す」という行動指針の中では「人は規制ではなく社風で育つ」という独自のメッセージを伝えた。
同グループの今後の成長と展開について代表は、より顧客の数を増やしてより多くの仕事を受けることが成長の哲理であるとして、グループが顧客から一層必要とされる存在になっていくための整備を早急に進めなければならないとの見解を明示。10年後に約29万人が不足すると予想されているドライバーの数字などを例に労働環境改善の必要性を指摘して、拘束時間の短縮に待遇面や健康ケアの強化、及びハード面ではこの春から稼働している新社屋の設備充実をはじめとしてブリッドのトラック専用シート「ZAOU」の順次導入や最新技術の積極採用など、社員満足度の充実に重きを置いた方針を語った。
また代表は、今後の採用活動についてもその熱意を表明。自社HPでは採用面を重視したリニューアルを予定しており、新卒についても「必ず採用を行っていく」と力説。それらの動きがやがて会社の成長にもつながるとの見解を述べた上で、社員らには受け入れるための準備と気構えを求めた。
他にも安全に対する理念と行動指針を掲げて過去の経験から事故防止の意識を向上させるための道筋を訓示した渡部代表は、「安全行動は社員の義務。安全配慮は会社の義務」と主従双方での連携を強調。同グループが真摯に、包括的にこの課題と向き合っていく強い姿勢を見せた。
その後、会合はグループ4社による方針発表と懇親会なども実施されて盛況のうちに閉幕した。共通の理念と行動指針、そして渡部代表の示した成長戦略を軸に、社員らは共に手を携えながらグループの躍進を支えていく。
◎関連リンク→ 有限会社裕進運輸
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