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運送会社
NAO 安全講習を実施、運転集中で危険回避
2018年10月23日
【福岡】NAO(中野菜穂社長、遠賀郡芦屋町)は9月18日、安全講習を開催。聴講のメインは自社の実務担当やドライバーだが、同社では毎回、近隣の運送事業者にも講習会への参加を呼び掛けている。
今回は他社職員を含め、約25人の参加者で「危険の予測及び回避・運転者の運転適性に応じた安全運転」をテーマにディスカッションを交えつつ行われた。
講師の上西一美氏は「携帯電話の使用による追突が多いが、問題は実は保持しているかどうかではなく、電話での会話に集中してしまい反応が遅れることにある。ハンズフリーでも危険性は同じ」と述べ、「一点に集中しやすい癖を持っている人は、他が目に入らなくなる。そのことを理解した運転を心掛ける必要がある」と指摘。また、事故原因となったドライバーの行動予測に関しては「思い浮かんだ予測は、普段自分がやっていること。自身のウィークポイントだと自覚すべき」と忠告した。
さらに、今回の講習において最も重要なポイントとして、「普段通行する道は慣れているので安全確認における認知が早い。しかし、一方で慣れた道という安心感から、見落としやすいというデメリットもある。逆に初めての道では認知に時間がかかるため、一点を凝視してしまいがち。それによって前方不注視などで事故を起こす」と安全確認におけるメリットとデメリットの認識を持つよう伝えられた。
◎関連リンク→ 株式会社NAO
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