【兵庫】舞子運送（河原靖典社長、神戸市西区）が建設工事を進めていた舞子デポセンター（ＭＤＣ）の第２倉庫（２階建て、延べ９０坪）が完成し、このほど本格稼働した。２５００坪ある本社地の一角で一昨年４月に建てた第１倉庫に隣接する格好で整備されており、海外輸出用のキット梱包作業に使用する。

これまで同作業は第１倉庫で対応していたが空調設備などがなく、新施設では作業者の働く環境を改善。

また、近隣で借りていた倉庫の扱い分を第１倉庫の空きスペースに移すことで合理化・効率化も図った。

一方、４月１日付で相生営業所（相生市）を開設する。片側２車線の国道２号上り線に面した好立地で、６５０坪の敷地に３５０坪の既設倉庫がある。大型２台と４トン３台を配置するが、すでに現地で５人のドライバーを採用した。

「取引荷主の拠点に近く、ドライバーの拘束時間の対策も踏まえている」と河原社長。

同社は昨年末、リニューアルした会社ＨＰとは別にリクルート用のＨＰを立ち上げた。未経験者向けにドライバーらの日常業務をわかりやすく説明するとともに、職種ごとに給料や待遇が細かく記されており、一緒に働く先輩らのコメントも顔入りで掲載。「社員が満足し、取引先に満足してもらえれば、おのずと社会を満足させられる」との考えで健康な企業づくりを進めており、２月２１日付で「健康経営優良法人２０１９」にも認定されている。

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