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運送会社
TDグループ 事業発展計画発表会「人手不足は逆にチャンス」
2019年8月26日
【三重】裕進運輸(三重郡菰野町)の渡部裕之社長が代表を務めるTDグループは7月14日、四日市内の四日市都ホテルで令和元年度の事業発展計画発表会を開催。裕進運輸、モバイルアド、ダイワワークス、五十六(いそろく)のグループ各社からおよそ100人の従業員らが出席し、名備運輸(愛知県小牧市)代表の丸川靖彦氏、岐阜梱包(岐阜県揖斐郡)代表の堀部友里氏も来賓として名を連ねた。
グループの紹介動画の上映と来賓のあいさつに続いて登壇した渡部代表は、経営理念とグループのビジョンに触れた上で、成長拡大の道筋を示し、今後の予測にも言及。苦境のさなかにある人材採用における近況を紹介する場面では、「これは逆にチャンスでもある」と、現在の人手不足がやがてはドライバーの価値を見直す好機になるとの見解を示した。
その後はグループ4社の事業報告に加えて永年勤続、無事故、エコドライブなどの各種社内表彰も実施。第2部として行われた懇親会では、渡部社長も在籍するサックスクラブや初々しい新入社員らが華やかに演じたダンスなどの余興も盛り込まれ、参加者らを楽しませた。
渡部代表はこの日のイベントを振り返って、「予定していた司会者が欠席になったりスライドのデータが飛んだり、動画にも不具合が出るなどトラブル続きだった」と舞台裏を明かしたが、急きょ司会に名乗りを上げた今年度の新卒社員、岡本桃果さんが見事に大役を果たし、「緊張しましたがやってよかった。これからもこうした機会があればチャレンジしてみたい」との前向きな感想を残すと、自身の懇親会のあいさつではトラブルに見舞われた経緯を機転の効いたトークで笑いに変えるなど、その懐の深さを証明。この日、印象的な活躍を見せた新入社員らの動きについて「よくやってくれた」と評価した上で、「新しい人材が活躍することで社内が活性化するだけでなく、先輩社員にも良い刺激となる」との考えを述べて、従業員らのさらなる成長に思いを巡らせた。
◎関連リンク→ 有限会社裕進運輸
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