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    オクデヤ運送 定年まで働ける環境

    2019年10月23日

     
     
     

     【岡山】「これは先代(現会長)が以前から、ずっと考えてきたこと。縁あってうちの会社に入ったからには、定年までしっかりと働ける就労環境を整えたい」と奥村哲美氏(52)。創業55年の節目を迎えているオクデヤ運送(久米郡美咲町)の2代目社長として、加速度的に変化するトラック運送経営の最前線で舵を取る。

     ドライバーやリフトマンなど現場作業に従事する社員の平均年齢は53~54歳。「あなたの人生、会社が面倒を見ます…そんな感じ」という良好な職場のムードが醸成されていることもあり、「これまでの最長が43年勤続。いま在籍する社員だと38年くらいが一番上だと思う」と定着率は高い。ただ、裏を返せば職場全体の平均年齢をジワッと押し上げ、この先に向けて若手の確保が課題になっているのも確かだ。

     60台のトラックを抱える貨物運送事業とは別に、旅客事業で15台の「美咲観光バス」を動かす。今年7月からは新たにタクシー事業(美咲タクシー=久米郡区域)にも参入しており、「地域の足として溶け込んでいきたい」と話す。

     一方、グループ会社として運営してきた商社を同6月、オクデヤ運送の商事部門として吸収した。従来の物販業務に加え、遺品整理や家の片付けなど「15年くらい前までは意欲的に展開していた」という引越事業から派生したような個人向けのサービスにも着手。「この辺りでは空き家も増えており、家の周りや田んぼの草刈り作業など保守・管理を頼みたいと考える人のニーズは少なくない」とのことで、例えば担い手を失うなど「遊んでしまっている田畑を活用した営農の分野にも関心がある」という。

     軽トラックからトレーラまでそろえる貨物運送とバス、タクシー、そしてリフト作業や商事部門…。仕事の範囲を広げることで「家庭の事情や、本人の健康状態を考慮した配置転換も可能になる」。国道53号を挟んで本社と反対側に17席の社員食堂を構えているのも、単身者など社員の健康管理を考えてのこと。「定年後は1年ごとの更新という扱いに変わるが、給料の面には手を加えない。働きたい、頑張りたいという人を可能な限り、受け入れられる企業でありたい」と話している。

    ◎関連リンク→ オクデヤ運送株式会社

     
     
     
     
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