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    4tベースで積載5t超 フル装備の温調車 すぎお産業

    2007年4月24日

     
     
     

    【兵庫】「『あんなトラックもあるとか…』そういう意味では看板トラックになればと考えている」と福井孝夫・取締役総務部長。すぎお産業(神戸市西区)にこのほど納車されたのは、4tワイドをベースにした積載5.1tの温調トラック(総重量13.05t)。


     精密機器の輸送にとって最大の課題でもあるのが結露対策。真夏・真冬の輸送品質を高レベルに維持するのが同社の使命だ。「以前から冷暖房設備を持つ大型トラックは保有しているが、4tサイズでは初めて」。エアサス採用は保有する全車に共通だが、このサイズで1.5tのパワーゲートを備えているのも特徴だ。
     「(割高な車両価格も踏まえると)導入を思案した面もあるが、既存のトラックでは載り切らない荷物があるのも確か。ただ、『4tの温調車を作ってほしい』という要望にこたえても、二㌧の積載量さえ確保できないトラックを作っても仕方ないのが現実だった」と、希少トラックの導入に踏み切った経緯を説明。とはいえ、「大型車では運べない場面に対応できるメリットもある」と部長。従来は、温調装備のないボディーでも内高は2300mmだったが、安全面を考慮しつつ80mm引き上げている。
     もっとも、4tベースとはいえ高速料金は大型車の扱い。北海道から鹿児島まで走るだけにコスト増は否めないが、「いまは夜間割引などもあるから、かつての4t料金みたいなもの。当面は需要の推移を見極めながら、場合によっては同タイプのトラックを増車することも考えたい」と話している。
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