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    事故撲滅めざして安全会議 脇田運輸

    2008年1月11日

     
     
     

    【大阪】一般鋼材や重量物のほか、重機トレーラ輸送などを手掛ける、脇田運輸(脇田隆二社長、門真市)はこのほど、大阪市住之江区の南港センタービルで安全会議を開催。
    同社は月1回、安全会議を実施しているが、2回に1回は外部から講師を招き、徹底的に事故防止の推進を図っている。


     脇田社長は他社の事故事例を具体的に報告、対策を述べた後、「他人事とは思わないで、常に自分たちも事故に遭遇するという気持ちを忘れずに行って欲しい。特殊な重量物を運んでいると認識し、自分の仕事に責任感を持ち取り組んでもらいたい」と、あいさつした。
     運行管理責任者の高田義隆氏は「運転は危険作業という意識が少ない」と指摘し、「一番難しいことだが、職業運転者として自覚を持つことが大切。運転は危険作業である」との認識を持つ重要性を訴えた。
     また、トラックは追突しやすい車種と指摘、追突発生のメカニズムを説明。運転者らはヒヤリハット体験の報告や危険予知トレーニングに取り組んだ。高田氏は飲酒運転について、「お酒は5-6時間では抜けない。徹底した取り組みが大事」と呼びかけた。
     脇田社長は「私は現場を離れているので、皆さんからの現場情報を上げて欲しい。メモ書きするなどして発表していこう。模範者になれるよう、誇りと自信を持ち仕事をまっとうしていこう」と述べた。
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