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    「無料食堂」が大好評、コミュニケーションの場にも 藤原運送

    2008年5月28日

     
     
     

    【岡山】「やむを得ず休ませてもらったのは、腕を骨折した40日間ほどだけ」と播本智恵子さん。
    藤原運送(藤原一義社長、岡山県備前市)が平成元年に現在地へ本社を移転して以来、社員食堂で従業員らの昼食を作り続けて20年になる。いわば全社員にとって「お母さん」的な存在だ。


    食堂内に用意された飲食物はオール無料かつ、食べ放題になっているのもうれしい限り。本社も含めた6事業拠点で約100人という所帯の同社だが、社員食堂がない本社以外の従業員にも「不公平感がないようにしなければ…」(藤原社長)と会社が費用を負担して給食弁当を用意するほか、事業所で食事が取れないドライバーには昼食代を手渡しているという。
    外出していない限りは、社長も従業員らに交じって昼食を取るのが日常。「かしこまって向き合うと肩に力が入ってしまう場面でも、昼食というムードでザックバランに話せるのがいい。ドライバーと話す機会は少ないのが実情で、そういう意味でも有意義な場となっている」と同社長。
    食堂の壁には会社側からの指示文書や、トラック運送業界が直面している重要課題を記したポスター類も並ぶ。また、片隅にはデジタコのデータを読み取る装置も置かれているなど、ドライバーらがコミュニケーションを図りやすいムードを配慮している。
    この日、社長と向かい合わせで昼食を取っていた事務担当者らは、「お弁当を持参しなくてもいいし、できたてを口にできるのがうれしい」と話している。
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    ◎関連リンク→藤原運送

     
     
     
     
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