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    実勝運輸 広島道・西風新都IC近くに倉庫を新設

    2008年10月1日

     
     
     

    【広島】山陽道と中国道を結ぶ広島道の西風新都ICわきに、建設工事が進む実勝運輸(小川博司社長、広島市安芸区)の営業倉庫(同安佐南区)。11月末の完成に向けて順調に作業が進んでいる。


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    11月末の完成に向けて工事は順調
    35期の節目を迎え、新しい挑戦を掲げる同社。兵庫・加西や岡山・倉敷などの従来拠点に加えて5か所目となるもので、昨年12月に県の承認を受けた経営革新計画に沿って企業体制の再構築にも取り組んでいる。
    八紘運輸(小川りつ子社長、同)が保有する35台の車両と合わせ、JHGグループで約200台のトラックを抱えるが、元請け事業者から受注する業務のウエートが大きいのが現状という。新設倉庫では、こうした実情を踏まえながら収益性の高い直取引による業務拡大にも積極的に臨みたい考え。
    新設倉庫は敷地1100坪に鉄骨造り2階建て、延床面積1000坪の規模。すでに手掛けているメーカーの製品保管や中国エリアの配送など、当面は取引先4社の物流で一括受注体制を整備するが、「フロアを区画するなどして、いずれは10社前後の取引先の在庫機能も確立させたい」と小川博司社長。
    一方、同社は平成16年にISO9001の認証を取得するなど輸送品質のレベルアップに取り組んできた。今回の挑戦のなかでは「遅くなったが倉庫新設を機に取得作業も早急に進めていきたい」(同)と、Gマークについても前向きな考えを示している。(長尾和仁)

     
     
     
     
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