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運送会社
みずしま急配 扶桑中学校で物流授業
2020年3月13日
みずしま急配(愛知県一宮市)の鵜飼雅弘社長は1月24日、扶桑町立扶桑中学校の「社会人と語る会」に講師として招かれ、物流授業を行った。
「社会人と語る会」は同校のキャリア教育の一環で、この日は192人の一年生を対象に、物流を含めた「整備士」「建築士」「薬剤師」「警察官」「旅行業」といった22種類に及ぶ授業を設定。「子どもたちの周辺の大人といえば主に家族と先生だが、こうした取り組みは、それ以外の大人との交流が持てる貴重な機会とも言える」と、学校関係者は同授業の意義を語り、さらに、「外の世界や、社会の仕組みを知ってもらい、それらを踏まえて仕事に対する『やりがい』のようなものを感じて取って欲しい」と力を込めた。
愛ト協(寺岡洋一会長、由良陸運)制作の動画やスライドを活用しながら進められた物流授業では、輸送の基本から役割、ドライバーの仕事にライフラインの担い手であるトラックの概要などをわかりやすい言葉で解説。災害時での活躍や、暮らしを支えているトラックの存在価値が鵜飼社長の口から語られると、熱心にメモを取る生徒らのペンには一層の力が入った。
50分ほどの授業を終えた生徒らは、「楽しかった」「物流への理解が深まった」「興味が出てきた」と一様に前向きな反応を見せ、また鵜飼社長は授業を振り返って、「今回は選べる職種も豊富で少人数だったということもあり、生徒たちと、より向き合った形での授業ができた」とコメント。伝えたかったという物流の重要性と必要性に関しては、「しっかりとわかってもらえたと思う」と手応えをのぞかせた上で、「今日の授業やこれからの職場体験などを通して、将来仕事として物流業を選択してくれる生徒が出てきてくれれば本望だ」と、自社で受け入れている中学生の仕事体験にも触れてその効果に期待を寄せると、今後における同様の活動や情報発信に意欲的な自らの姿勢を示した。
◎関連リンク→ みずしま急配株式会社
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