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製品・IT
デンソーソリューション 顔の特徴を把握し状況検知「DN―DSM」
2020年7月31日
デンソーソリューション(久米利也社長、東京都渋谷区)が、安心・安全面において特に推薦するのは、ドライバーの安全を守る「ドライバーズ・ステイタスモニター(DN―DSM)」。
同社では「安心・安全を支えるデンソーならではの技術を結集した、ドライバーの運転状態を見守る高性能画像認識システムで、ドライバーの顔をカメラが自動認識することによって、一人ひとりの顔の特徴を把握し、高精度でドライバーの状況を検知できる。顔の向きによって脇見や居眠りを検知し、音声で注意や休憩を促し、事故を未然に防ぐ」と説明する。また、リアルタイムでドライバーを見守る「テレマティクス端末」などのシステムを繋げば、所属するオフィスからもドライバーをサポートできるようになっている。ただし、ドライバーが「管理されている」という思いを持たないよう意識し、ヒヤっとするような場面があった時に「この機能が付いていて本当に良かった」と思えるような警戒アラームで事故を防ぐ機能をつけているという。
このシステムは既存のトラックおよびバスの車両に後付けが可能で、長距離運行や高速および夜間運行の車両への装備が多くなってきている。
同社では「新型コロナウイルス感染拡大防止策で自粛生活が強いられる中、生活必需品等の輸送で国民生活を支えているドライバーの皆さんは様々な気遣いも必要とされ、平時より疲労感が強くなるかもしれない。そんな疲労感から運転中に注意意識が緩慢になれば事故に繋がることもある。この危険をモニターが検知して知らせ、安全運転を促し、ドライバーの皆さんを守るシステム」と話している。
◎関連リンク→ 株式会社デンソーソリューション
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