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製品・IT
イーコース 電動フォークのバッテリーを非常用電源に
2020年8月4日
イーコース(菊竹玉記社長、東京都中央区)は、新潟電子工業(新潟市南区)が開発した電動フォークのバッテリーを家電製品などで使えるようにする「NEポータブルインバータ―」を、災害時に非常用電源を確保する手段として物流事業者に提案している。
電動フォークのバッテリーは直流48Vのため、交流100Vの家電製品で使うためにはDC/ACインバータが必要。同製品は、最大1000VAまで対応しており、バッテリーと接続し、本体のスイッチを入れれば2つのコンセントが使用可能となる。
使いやすさ、安全面、安価での供給をコンセプトに国内で設計製造された同製品。菊竹社長は、「大容量対応ではないが、携帯電話や医療機器のバッテリーへの充電、赤ちゃんのミルクに必要なお湯を沸かす電気ポットの電源などとして、災害時に役に立つ」と説明。簡単に持ち運びできるBOXタイプで、接続する際に使用するケーブルも本体ケース内に内蔵している。接続方法は、標準はワニグチクリップだが、リーチ用・カウンタ用それぞれに対応するコネクターもオプションで用意している。
安全面では、接続ミスによる事故を防ぐ「逆接防止機能」、使い過ぎを防ぎバッテリーを保護する「過放電防止機能」、発熱による事故を防ぐ「異常温度保護機能」、火災事故を防ぐ「短絡保護機能」などを搭載。
菊竹社長は、「ポータブルなので女性でも持ち運びが容易。事前工事は不要で、使用する際も工具がいらない。メンテナンスも不要」とし、「災害が頻発している昨今、BCP対策や従業員のES向上のためにも、ぜひ、緊急用品として導入頂ければ」としている。問い合わせは同社まで。
◎関連リンク→ 株式会社イーコース
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